ひとPERSON

伊藤 綾子

伊藤 綾子AYAKO ITO

クリエイティブディレクター

世の中にはワクワクすることがたくさん!
子どもたちに「ふるさと」を根付かせる、えすぷらんのプロジェクト

伊藤 綾子 (AYAKO ITO)

「最高の誕生日プレゼント」

転勤族で、山口在住は6年目。実はそれよりも以前に、一度山口市で暮らす機会があって、その際、一緒に子育て支援に取り組んでいた吉永忍さんとの縁が今に繋がります。吉永さんから「ぜひ、会ってほしい人がいる!」と紹介をいただいたその日はちょうど杉本の誕生日。今では「最高の誕生日プレゼント」と言ってもらっています。

クリエイティブディレクターという業務は、クライアント様とともに、プロジェクトに関わるメンバー一人一人と連絡を密に取り合いながら、「つなぎ役」「まとめ役」「進行役」を担うポジションです。企業全体のブランディングを請け負うプロジェクトともなれば、調整すべき事案はさらに膨れ上がります。状況に応じては、選択、決断、対応が、社長の杉本を代理する立場になることも多々あります。

もちろん苦労はたくさんありますが、それ以上に、えすぷらんでの日々で強く感じるのは「世の中にはワクワクすることがたくさんある!」ということ。実際、えすぷらんに関わる人たちはみんなワクワクする人たちばかり。「魅力的な人と出会える」「人と時間が重なり絆を感じる」かけがえのない場所であると考えるようになり、事務所に足を運ぶことだけでも、とにかく嬉しい気持ちになるんです。そして、「尊敬」と「感謝」。「仕事を見て仕事をする」のではなく、「人を見て仕事をしなければ」と意識も大きく変わりました。

伊藤 綾子 (AYAKO ITO)

充実した毎日の中で、家族と向き合う気持ちにも変化がありました。子どもたちにとって山口が「心のふるさと」に成り得るのではという思いです。転勤族の私たち家族にとって、場所としての故郷はあるものの、思い出は居住した各地ごと。子どもたちにとっての「ふるさと」はどこなのだろうかと考えたとき、記憶や体験が「心のふるさと」に成り得るものならば、それこそがえすぷらんの数々のプロジェクトなのでは?と気付いたんです。そこにあるのは心の根っこになる体験と「つなぐ」というキーワード。えすぷらんの仕事を通して、山口が子どもたちにとって「心のふるさと」になるのなら、これ以上の喜びはありません。

PERSON'S PROFILE

徳島県出身。各プロジェクトにおいて、スケジュール管理やメンバーのつなぎ役を担う。その調整力にとどまらない企画力は、多くのクライアントから「伊藤さんと一緒に仕事がしたい!」とラブコールが絶えないほど。

RELATED STORIES「えすぷらん」のいろんなこと