ひとPERSON

森 圭二

森 圭二KEIJI MORI

ITディレクター

心地よく、全力で仕事に取り組める環境
支え合い「みんなでよくなる」という理念を肌で感じる

森 圭二 (KEIJI MORI)

偶然の同席がご縁のはじまり

山口商工会議所のセミナーでの偶然の同席が、杉本さんとのご縁のはじまりです。話すうちに「ぜひご一緒にお仕事を」と、自然と意気投合。およそ20年前のことで、私はウェブデザイナーとして独立して間もないタイミング。えすぷらんの主要事業の一つとなっていく「インターネット分野での企業サポート」という仕事もまだ社会に認知される前のことでした。

「相手のために何ができるか」

我々クリエイターと呼ばれる分野の人間は、業務がネットで完結してしまうケースも多く、内へ籠もりがちな傾向があります。さらに、生産性や効率が求められる世の中において、人と人との直接の関わりが減少しつつあり、内に籠もるという状況が助長されているのも確かです。しかしながら、えすぷらんでは、「顧客に寄り添う」「信用される人間関係を築く」という考え方が仕事の大前提。これは、自身の事業に取り組む中では、容易に学ぶことができなかった部分です。経験を重ねるごとに、「相手のために何ができるか」「貢献したい」というスタンスで仕事に相対することが、いつしか当たり前になりました。

森 圭二 (KEIJI MORI)

年齢を重ねても失われない大切なもの

そして、えすぷらんという組織の中で特筆すべきは、チームで仕事をする中でのメンバー個々の「思いやり」という点です。仕事における「責任」「感謝」「尊敬」を持ち合わせていればこその「連携プレー」。普段のやりとりにおいても、相手にとってプラスアルファになるような価値あるひと言が生まれる環境は、お互い深い信頼がある証拠。それに応えるべく、自然と全力が発揮され、尚且つ、自然と支え合える関係がとても心地よい、そんな組織であると実感しています。これが「みんなでよくなる」というえすぷらんの理念が示す意味なんだと。これから年齢を重ねても失われない大切なものが得られたという思いです。自身の事業のみで仕事を続けていたなら、きっとどこかで行き詰まっていたことでしょう。

ライフワークの一つとして

50歳を超えて、一区切り。これからは若い世代と一緒に仕事をしながら、刺激を受けつつ、えすぷらんのメンバーとして自身が培ってきた経験を彼らに伝えていくことが、ライフワークの一つになると確信しています。

PERSON'S PROFILE

山口県宇部市出身。設計事務所にてCAD化推進に携わる中でインターネット市場の急成長を目の当たりにし、自由度の大きさに惹かれウェブデザインの世界へ。2005年に(有)デジタルスカイを設立。ウェブコンテンツの黎明期よりインターネットコンサルタント、サイト構築・運用などに携わる。えすぷらんでは、ウェブ事業全般における責任者として、サイト制作、運営、管理とともに、若手デザイナーの監修も担う。

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